画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「福王寺一彦(ふくおうじ・かずひこ)」は現在も活躍を続けている日本画家です。

彼は1955年に東京都三鷹市で生まれました。父親はヒマラヤ山脈の魅力を描き続けた日本画家として知られる福王寺法林氏で、彼は父親から絵についてを学んでいきました。

父の教えの中でも彼が特に忠実に守っている点があり、それは「描き出すものの空気感を大事にすること」です。

対象物のありのままの姿だけでなく、それがまとっている雰囲気も大事にするという作風は親子ともに共通してみられる特徴です。

彼は父親のヒマラヤに向かう父親のサポートをする傍らで自らの作品も追及していき、23歳の時に『追母影』で初めて入選を果たしました。

また、2001年には第57回日本芸術院賞の日本画部門において『月の耀く夜に 三』が史上最年少ながら選考されるなど、常に注目される画家となっています。

『月の耀く夜に』は絵画界では珍しく正方形のキャンバスに描かれた作品になっています。

絵画の世界では正方形という形で描かれた作品は大変珍しく、今までの傾向にとらわれずに表現するという彼の意思を感じることができます。

ヒマラヤに向かう父親に同行していた彼もやはりヒマラヤ山脈に関する作品を描いているように思われがちですが、モチーフとしているものに山は殆どありません。

彼がモチーフとして選んだのは現地の人々の姿や、街並みといったありふれた景色であり、これらの人々の姿を写実的に、かつドラマチックに描いています。

師弟でもあった親子の作品は、今もなお同時に展覧会などの場で見ることができるようになっています。

「福王寺一彦」が描いた日本画には1枚につきおよそ20,000円から60,000円程度の買取金額がついています。

『福王寺一彦』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。