種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~非常に高い | |
備考 | – |
「鏑木清方(かぶらき・きよかた)」は明治から昭和期にかけて活躍した浮世絵師であり、日本画家でもあります。
彼は美人画における巨匠であり、上村松園と伊東深水の二人と並び称されることがあります。
彼は1878年8月31日に東京都で生まれました。父である條野採菊はジャーナリスト(新聞社の創始者の一人)であり、同時に作家を務めていた人物でした。
弱冠13歳にして浮世絵師のところに入門し、絵に専念していきました。そして10代半ばになると父の運営する新聞社で挿絵作家の仕事をするようになりました。
当時は泉鏡花や島崎藤村といった文豪たちの口絵を担当し、挿絵作家としての名を広めていきました。
1901年に仲間たちと烏合会を結成したことをきっかけとして、彼は挿絵ではない美術作品としての「絵」を本格的に描き始めました。
さて、上述の通り、彼は美人画で有名な人物ですが、この説明は厳密には正しくありません。
確かに風景画を描くことはなく、そのほとんどが人物画になっていますが、彼が描いていたのは美人画でなく「風俗画」であるというのが正しいでしょう。
彼は自らが生まれ育った東京を非常に愛しており、自分の好きな東京の風俗を描き続けていたのです。これは終戦後にも変わることはなく、特に明治時代の東京を描いた作品を多く生み出しています。
彼の作品を見ることで、女性の美しさだけでなく明治時代の情緒を同時に感じることができるでしょう。
「鏑木清方」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から200万円前後の買取金額がついています。
彼の描く美人画は今もなお非常に人気が高く、掛け軸であっても50,000円以上の相場になることがあります。
『鏑木清方』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
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