画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「田島奈須美(たじま・なすび)」は現在「增田奈壽美」という名前で活躍している日本画家です。

1943年に神奈川県横浜市で生まれた彼女は、絵を描くことが好きな少女でした。

22歳の時に自らの技術をさらに向上させるために伊東万耀に弟子入りしました。その後基礎技術を身に着け、深水塾に入塾しました。ここでは後の彼女の作品の特徴となるものを習得していくこととなります。

1966年に行われた新日展に初めて出品するとそこでなんと入選を果たします。伊東万耀に弟子入りしてからわずか1年後の出来事であり、その才能の高さを伺い知ることができます。

ここから彼女の快進撃がスタートし、様々な賞で受賞を重ねていきました。特に1969年から1970年にかけて日展で特選を獲得するなど、日本画家としての彼女の地位は盤石になっていきました。

これだけの受賞歴を経てもなお自らの芸術に満足することはなく、1972年からは橋本明治に弟子入りし、さらに作品に深みを持たせていきました。

そんな田島奈須美の作品には花鳥画が多く見られます。女性的な柔らかいタッチで描かれていながら、一筋の芯が通っているかのような力強さもあわせもっています。

彼女の作品は伝統的な技法も大事にしながら総じてどこかモダンな雰囲気を感じさせてくれます。

現在では花鳥画だけでなく猫や人間といった様々なモチーフの作品を描き続けており、その作品の幅を広げています。いずれの作品も彼女独特の世界観が表現されているのです。

「田島奈須美」の描いた日本画には1枚につきおよそ2,000円から30,000円前後の買取金額がついています。今現在も精力的に活動を続けているため、希少価値は相対的に低めになっていると言えるでしょう。

『田島奈須美』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。