画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~非常に高い
備考

「中路融人(なかじ・ゆうじん)」は昭和から平成にかけて活動していた日本画家で、2012年には文化功労者にも選ばれた人物です。

彼は1933年9月20日に京都府で生まれました。中学生の時から絵を描くことが大好きだった彼は、高校も京都市立日吉ヶ丘高等学校美術科を卒業しています。

高校時代には人物画で知られる勝田哲の指導を受けており、彼の初期の作品に影響を及ぼしました。

高校卒業後はデザイン事務所に就職した彼は仕事の傍らで製作活動に勤しみます。初めて入選を果たしたのは1956年で、『残照』という作品で果たしました。

そこから彼の作品は広く認められるようになり、1960年代の日展ではほぼ毎年のように入選しています。

次に彼の作品たちを見ていくと、彼の生まれ育った地域の風景画が多いことが分かります。地元の風土を愛し、それを写実的に残していった作品の数々からは彼の郷土に対する深い愛情を感じることができます。

また、日本独自の四季折々の姿を魅力的に描く事にも力を入れています。

1975年に特選を獲得した『冬田』という作品では収穫時期ではなく冬の季節の田んぼを描いており、随所に水たまりができている様子を優しいタッチで描いています。

彼の作品は日本の古き良き時代の風景の魅力が詰まっているといっても過言ではありません。特にその時代を生きてきた人の琴線に触れる作品を数多く作り出しているのです。

若い世代の人が見ても、その風景はどこか懐かしさを感じさせるもので、日本人の心の根本にあるものを的確に刺激してくることでしょう。

「中路融人」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から200,000円程度の買取金額がついています。

『中路融人』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。