画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「立石春美(たていし・はるみ)」は明治41年5月16日から平成6年4月27日の4つの時代を生きており、主に昭和時代に活躍した日本画家です。

名前だけ見ると一見女性のように思えますが、「春美」は本名で「はるよし」と読み、男性です。

明治41年に佐賀県で生まれ、美人画の巨匠である鏑木清方の影響を受けて絵の道を志しました。

最初は鏑木清方に弟子入りしようとしましたが叶わず、その門下生であった伊東深水に弟子入りし、日本画を学んでいきました。こうして日本画への理解を深めるとともに、技術をさらに向上させていきました。

その才能は早いうちから美術展でも認められており、1931年に初入選を果たしてからは様々なところで受賞経歴を重ねていました。

彼が最も得意としたのは美人画で、繊細なタッチで女性の姿を描いていくことに定評があります。特に奥ゆかしく、男性の3歩後ろを歩くような昔ながらの女性像を描くのに非常に長けており、高い評価を得ています。

彼の描き出す女性は慎み深さやおしとやかさの中に一本筋の通った強さを秘めており、日本女性の理想とされる「大和撫子」を絵画の中で表現しています。

また、色使いも独特であり、金などの華やかな色と、一見地味にも見える色のコントラストを見事に使いこなしています。

「立石春美」が描いた日本画には1枚につきおよそ5,000円から200,000円程度の買取金額がついています。

作品には掛け軸が多く、インターネットオークションでは人気があります。中でも10号の作品についてはその数も非常に少なく、幻の作品と呼ばれるレベルのものも存在しています。

もちろん作品のサイズや汚れの具合によって買取金額は変動がありますのでまずは一回専門店に査定してもらうと良いでしょう。

『立石春美』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。