【北野治男】の買取価格、相場と詳細について

「北野治男」は大阪府出身の日本画家で、昭和～平成時代にかけて活躍した人物です。

1946年、大阪府に生まれた彼は1967年、京都教育大学日本画科に在学しているときに日展で初入選を果たします。卒業後は当時すでに画家として活躍していた西山英雄に師事していき、彼の技術を吸収していきました。

西山英雄は雄大な景色を大胆な配色で描いていくことに長けた作家であり、そんな彼に師事した北野治男の作品も少なからず影響を受けていくこととなります。

彼はある機会にアメリカのテネシー州を訪れた際にその美しい景色に感動し、それをきっかけに何度もテネシー州を訪れてその景色を絵におさめてきました。

幾度となくこの地を訪れていくたびに現地で友人も増えていったことは彼の製作のエネルギーになったことでしょう。

2013年にはテネシー州をテーマとした個展が開催されており、その際に「人と人が、自然と人が…ともに生きているという気配を感じてほしい」と述べています。

この個展では彼がテネシー州で出会った景色だけでなく、人と人との繋がりにもフォーカスが当てられており、ライフワークとしてテネシー州を描いていた彼の集大成と呼べるものでした。

彼の作品の特徴は「描き出す風景の独特の柔らかさ」にあります。繊細に、それでいて幻想的に描かれている面もある彼の作品の数々は、見る者の心をどこか温かくしてくれる、そんな魅力があります。

「北野治男」が手がけた作品には1つにつきおよそ10,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

内閣総理大臣賞を受賞した経験もあり、2018年に亡くなる直前まで日本画の重鎮として活躍していた彼の作品は今なお人気があります。

『北野治男』を損せず高額買取してもらう方法とは？

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら２社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。