種類 | 洋画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「奥谷博(おくたに・ひろし)」は2001年から2004年にかけて東京芸術大学美術学部の客員教授を務めた洋画科です。
彼は1934年8月12日に高知県宿毛市で生まれました。洋画家になることを心に決めて東京藝術大学美術学部油画科に入学し、特に大学院では林武のもとで具象画を学びました。
当時の日本の洋画界では抽象画が流行していましたが、そんな中、彼はあえて具象画を極めることで他の画家たちとの差別化を図ったのです。
人と違うことに積極的に取り組むという姿勢が評価されたのか、1967年からは文部省が創設した留学制度の第1期生としてヨーロッパに留学しています。この時、彼は自らの作風を形成するきっかけとなる出会いを果たします。
ヨーロッパの国々で様々な博物館を巡っている際に、偶然『伝平重盛像』を目にする機会がありました。彼はそれを一目見た瞬間に日本画の持つ線の美しさに心奪われました。
そんな経験を経て、彼はそれ以来「日本画と洋画の融合」を第一に考えるようになります。日本画独特の描線の美しさを学び、自らの作品に取り入れていったのです。
さて、奥谷博と言えば世界遺産を題材とした大型の作品を多数手がけたことでも知られています。
『バイヨン?クメールの微笑?』はその一例であり、世界遺産であるアンコールワットの雄大な風景を壮大なスケールで描き出しています。
彼の信条は「描くことは生きること」というものです。彼にとって絵を描くということはライフワークであり、彼はその生命が続く限り筆をとることをやめることはないでしょう。
「奥谷博」が手がけた洋画には1枚につきおよそ15,000円から500,000円前後の買取金額がついています。
『奥谷博』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
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