画家種類洋画
レア度
買取価格少し高い~非常に高い
備考

「藤井勉」は昭和時代から平成時代の洋画壇の先頭に立って活躍した洋画家です。

彼は1948年(昭和23年)5月8日に現在の秋田県美郷町で生まれました。地元の中学校、高校を経て岩手大学の教育学部特設美術科に進学しています。それ以降、彼の活動の拠点は岩手県の盛岡市となりました。

官展での受賞歴はないものの、無所属の画家としてシェル美術展や昭和会展に出品して受賞歴を持っています。

藤井勉の作品で最も有名なのは「少女」を描いた作品でしょう。彼自身生涯のライフワークとして少女たちの姿を描いており、その写実的な描写には定評があります。

彼の描き出す少女像は子供と大人の狭間にいる非常に繊細な時期を、精密に描き出しています。少女のあどけなさを残しながらも、大人への一歩を踏み出し始めている、そんな美しさも持ち合わせているのです。

晩年にはこのような少女像を描く作風から一変、自然物を描き出すようになりました。きっかけは岩手県にある小岩井農場近くで彼自身が開拓した山で生活するようになったことです。

自然と一体となった生活は彼にとって新しい発見の連続でした。風景や自然の美しさについても再認識し、その美しさを鮮度を落とすことなく表現しているのです。

また、猫などの小動物を描くことも増えており、写実的な描写の中にどこか愛くるしさを感じることのできる作風は人気があります。

彼自身が生まれ育った岩手県の郷土を愛し、その素晴らしさを県外の人に伝えるかのような制作活動を行った藤井勉、彼は岩手県にとってなくてはならない存在だったのです。

「藤井勉」が手がけた洋画には1枚につきおよそ10,000円から500,000円前後の買取金額がついています。少女の作品だと高いもので150万円程度になります。

『藤井勉』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

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