種類 | 洋画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「絹谷幸二(きぬたに・こうじ)」は東京芸術大学名誉教授であり、現代の洋画壇に多大な貢献をした人物です。
彼は1943年1月24日に奈良県奈良市で生まれました。地元の奈良県立奈良高等学校を卒業したのちは画家になるために東京芸術大学に入学し、小磯良平に師事しています。卒業制作は大橋賞を獲得しました。
卒業後の1971年からはさらに洋画に対する見識を深めるためにイタリアに留学し、そこで彼が生涯かけて研究していくフレスコ画に出会います。彼はこの技法に惹かれ、研究を重ねていきました。
絹谷幸二の最も大きな功績は、イタリアにおける古典的技法であるフレスコ画を現代に蘇らせたことです。初めてフレスコ画を見た時の衝撃を多くの人々にも分け与えるかのように、彼は努力を重ねました。
そしてついにフレスコ画の技法を再現することに成功します。さらにただ古代の表現を復元するだけでなく、そこには彼独自のカラーも付け加えることによって独創的な画風を作り上げたのです。
彼の作品は日本国内でも人気が高く、長野オリンピックの公式ポスターを手がけました。この作品は長野県にある槍ヶ岳を背景にして、女神の姿が象徴的描かれています。
背景の空は晴れ渡っており、そんな雲一つない美しい槍ヶ岳の手前に女神を配置することによって生命の神秘さ、力強さを演出しているのです。この作品によって彼は絵画を知らない層にも認知されました。
「絹谷幸二」が手がけた洋画には1枚につきおよそ10,000円から700,000円前後の買取金額がついています。
数々の名作を残している彼は将来的に文化勲章などを受章する可能性が高く、これから先さらに買取金額が上昇すると思われます。
『絹谷幸二』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
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