種類 | 洋画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~非常に高い | |
備考 | – |
橋の上で両手を頬に添え、叫んでいる姿を描いた作品『叫び』。この世界的な名画を手がけた画家こそ、「ムンク(エドヴァルド)」です。
この作品はムンクの叫びとして日本でもよく知られています。
彼は1863年12月12日にノルウェー・ロイテンで生まれました。5歳の時に母を、14歳の時に姉を亡くすという経験をしており、このことは彼ののちの作風を形成するきっかけになりました。
1880年にはノルウェーの王立絵画学校に入学し、1883年ごろからは他のノルウェー出身の芸術家たちとも交流を持ち始めます。このころから展覧会への出品を始めますが、その評価は高いものではありませんでした。
そこで彼は新たな境地を求め、1889年から1892年の3年間、フランスに留学しました。ここで印象派やナビ派といった最先端の芸術に触れ、大きな刺激を得ています。
帰国後の1893年ごろから彼は作風を大きく変更し、『叫び』を含む代表作の数々を制作していきました。当初は酷評を受けるも、その評価は死後に大きく上がりました。
さて、ムンクの作風を『叫び』から見ていきましょう。この作品は右側に描かれた人物が叫んでいるかのような構図をとっていますが、実はこの人物が叫んでいるわけではありません。
背景が大きくデフォルメされていることから分かるように、これは「自然を貫くかのような大きく、果てしない叫びが起こっている」場面を描いたもので、人はそれを聞いて恐れている場面なのです。
これは「生命のフリーズ」というテーマで描かれた作品の一つであり、このシリーズの作品には一貫して不安や愛情、死といったものが強く意識されているのです。
「ムンク(エドヴァルド)」が手がけた洋画には1枚につきおよそ15,000円から400,000円前後の買取金額がついています。
オークションでの落札記録があり、「虚無」「沈黙」「絶望」の三部作が890億円、「叫び」は96億円で購入されました。
『ムンク(エドヴァルド)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
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