【ワイズバッシュ(クロード)】の買取価格、相場と詳細について

クロード・ワイズバッシュは現代フランスを代表する画家の一人です。美術学校で版画技術を学び、そこから芸術家としてのキャリアをスタートさせました。

ワイズバッシュ作品の特徴は、特に人物がにおいて顕著です。写実的でデフォルメを効かせる部分はありませんが、もの凄い力を宿しています。

それは観察力や思想といった、既存の芸術家が有していたものに加え、動いていた人の一瞬を、まるで高性能カメラのように切り取る技量です。

特に彼の描く音楽家たちの姿は、良い作品を作り上げるための瞬発力をいかんなく発揮しており、ある意味映像より迫力があります。

色彩はやや落ち着いていますが、そのことがかえって、脳内のイメージに「響く」感覚として伝わってくるのです。

ワイズバッシュ作品でとりわけ多く用いられるのはセピアの色調です。

「セピア色の思い出」とあるように、思い出や記憶をフルカラーでパッと思い出すことは難しかったりするので、印象的な意味でも最大の効果を示しているとも言えます。

そう考えて見ますと、ワイズバッシュは非常に写実的でありながら、印象派が生み出してきた視覚的効果を、最適な形で活用しているとも言えるかも知れません。

また、彼の優れた技巧は人物のみならず動物画においてもいかんなく発揮されており、騎手を描いた絵には人馬一体の趣きもあります。

日本においても高い人気があり、１９７０年代には東京や大阪で個展が開かれ、また１９８３年には来日したこともあります。

銅板画にリトグラフ、水彩に油彩と様々な形式で作品を残していますが、そのテーマは一貫しており、ブレることがありません。

買取価格はその形式によってもかなり違ってきますが、リトグラフなら安くとも3万円以上、真筆の水彩画・油絵であれば5万円から10万円以上が望めます。

『ワイズバッシュ(クロード)』を損せず高額買取してもらう方法とは？

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、２社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。