種類 | 洋画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~非常に高い | |
備考 | – |
「ローランサン(マリー)」は日本で最も人気が高いと言われる海外女性画家です。
彼女は1883年10月31日にパリで生まれました。私生児として生まれており、彼女自身父親については分からないという状態が長く続いていました。
高校時代から絵の道を志すようになり、アカデミー・アンベールに進学して絵を学び始めました。このときにキュビズムの創始者の一人であるジョルジュ・ブラックに出会ったことは彼女の運命を大きく変えました。
また、ブラックは彼女の作風に変化を与えただけでなく、ピカソや後に恋人となるアポリネールと知り合う場を設けるなど、彼女の芸術に対して刺激を与えました。
1912年に初めての個展を開催した際にはキュビズムの影響を受けた作品で高い評価を獲得しましたが、その後は徐々にキュビズムからの脱却を図っており、彼女自身の作風を追求するようになります。
第一次世界大戦を経て、パリに戻ったころからあたらな作風で、彼女は人気を博します。それは華やかなパステルカラーで描かれるというもので、それは時に「夢見る少女風」と評されました。
ローランサンはたちまち人気画家となり、パリ市内の貴婦人の間では彼女に肖像画を描いてもらうことがステータスとなりました。
彼女の作品は日本でも非常に人気が高く、長野県茅野市にはマリー・ローランサン美術館があります。ここは世界で唯一彼女の作品のみを扱う美術館として知られています。
また、絵本画家としても活躍するいわさきちひろも彼女の作品に深く感動しており、「どうしてこんなに優しい絵を描くのだろうか」と述べています。
「ローランサン(マリー)」が手がけた洋画には1枚につきおよそ10,000円から200,000円前後の買取金額がついています。
『ローランサン(マリー)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
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