種類 | 洋画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 非常に高い~お宝級 | |
備考 | – |
ロイ・リキテンスタインは、現代アメリカを代表する画家で、ポップアートの大家として知られています。
1923年に誕生し、オハイオ州立大で美術を学んで訓練を積んだリキテンスタインは、戦争なども挟みつつキャリアを積んでいき、1951年に個展を開催しました。
元々は抽象画寄りの作風だった彼が転機を迎えたのは、1960年代初めのこと。
子供にキャラクターイラストを描いてあげた際に、従来の画風よりも漫画調のイラストの方がよりアピール力が強いと思い至り、新たな境地を開いていきます。
金髪の美女やイケメンたちが大々的に登場する一枚絵、しかも色合いは三原色をフルに使ったベタ塗りといった、コミック的な作風は衝撃を与えました。
そのため、脚光を浴びると同時に批判にも晒されましたが、彼は作風を変えることなく、後になっては絵に吹き出しとセリフも加えます。
これは、絵画の情景やふとした小物の描写などから、世界観や作者の内情を読み取る、従来では当たり前の「解釈」を拒否することを意味しました。
しかし、完璧なまでにアメリカン・コミック的な作風にまで至った彼の絵画は、ポップアートを象徴する存在にまでなっていきます。
ピカソが好んだ抽象画ではなく、徹底して分かりやすく面白く、しかしその中に思想をも盛り込んだ表現的なスタンス。
これは、現代日本の漫画やアニメにも共通するものがあり、ひいては現代流様式の先駆けと言えるものでした。
もちろん、長きにわたって活躍したリキテンスタインの表現の幅は広く、原色的でなかったりするものもあります。
しかしながら、特に日本においての彼の作品というと、やはりパワフル極まる60年代初頭より続く定番の作風が良く知られていますね。
「漫画の時代」の第一人者というイメージがあるからか、日本でも非常に人気があります。
買取価格としては版画で1万円から100万円程度が見込めます。
人気の版画なら1,000万円、また油絵なら10億円以上が相場とされています。
『リキテンスタイン(ロイ)』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績のある専門業者に申し込む
洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。
しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。
骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。
2,査定は2社以上がおすすめ
骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。
業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。
そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。
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