【トビアス(テオ)】の買取価格、相場と詳細について

「トビアス(テオ)」は地中海青年画家展でグランプリを受賞した経歴を持つ画家です。

トビアスは1927年にパレスチナの港町、ヤファで生まれました。4歳の時にパリに移り住むようになり、終戦後には広告アーティストとして働きながら洋画を描き続けていました。

前述のように1960年には地中海青年画家展でグランプリを獲得したことで世界的に知名度が上がり、ニューヨーク、パリ、東京などで個展が開催されました。

これによりさらに彼の作品は世の人々に知られるようになり、専業画家として作品作りに没頭できるようになったのです。

彼の作風ですが、南国的な明るい色合いをベースとして、自由奔放なスタイルで描かれています。

『果物を持つ少女とサイクリスト』という作品は中でも異色の雰囲気を漂わせています。この中には何種類かの果物を抱えるようにしている少女と、その上にサイクリングをする人物の姿が描かれています。

この作品ではまずは色合いの特殊さに目が向きます。リンゴと思われる果実は赤色で描かれていますが、それ以外の果実は何色かを確認することはできません。そのため、何を抱えているのかがはっきりと分からないのです。

加えてタイトルにも挙げられている「少女」と「サイクリスト」、この両者のつながりを作中から発見することは難しく、想像力を掻き立てるのです。

彼の作品はこの『果物を持つ少女とサイクリスト』に限らず、鑑賞者の想像力を掻き立て、鑑賞者自らその意味を補足していくというタイプの作品が見られます。よって、人によって彼の作品のとらえ方は異なってきます。

「トビアス(テオ)」が描いた洋画には1枚につきおよそ20,000円から80,000円前後の買取金額がついています。

『トビアス(テオ)』を損せず高額買取してもらう方法とは？

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、２社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。