風炉先屏風種類茶道具
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)とは、茶席で用いられる茶道専用の屏風のことを指します。

炉の奥に立てられることによって、より茶席という場を盛り立てるという意味合いがあります。

また、「外界」から茶席を別の世界とするためにも用いられますが、同一の目的である「結界」よりも、単に道具畳と客畳を分ける役割があります。

様々なデザインがありますが、屏風とは言うものの木工としての色彩が強く、精緻かつ優雅な匠の技と、木ならではの風合いが楽しめるのが特徴です。

また、描かれた絵の内容によっても、場の雰囲気が大きく変わりますので、茶席の趣きを自由に動かせるのも魅力です。

利休型と呼ばれる寸法を基本にしていますが、茶室や好みによってサイズは様々で、こうでなければという定形はありません。

また、夏場は風通しを良く、冬は逆に風を防ぐと、季節によって異なる役割が期待されており、デザインも変わってくるのが面白いところです。

一般的な喫茶の場や、ちょっとした茶席では用いられることは少ないものの、小ぶりで収納が容易な上、様々な趣きが楽しめる点に人気があります。

また、静かな風景画が描かれているものもあれば純金箔張りのものもあったりと、場の雰囲気を激変させられるのも魅力です。

買取価格は単なる仕切り屏風なら数千円ですが、有名作家による屏風なら5万円から20万円までの価値がついています。

ただ売却にあたっては、状態により大きく左右されることになりますが、サイズが大きい一方で繊細な造作や描画が存在するので、保管には注意したいところです。

『風炉先屏風』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,査定は骨董品鑑定士に

茶道具は高価な品物だと100万円を超えることもある骨董品です。

リサイクルショップではこのような茶道具を正しく鑑定するのは難しいでしょう。

安い価値をつけられないためにも、査定は骨董品鑑定士にお願いしましょう。

2,買取り金額アップなら2社以上

あまり知られていませんが、茶道具など骨董品の買取り金額は買取業者によって差があります。

高価な品物であれば10万円以上の差がつくこともあるほどです。

買取り金額アップには2社以上で査定をすることが重要です。

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