種類 | 茶道具 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~お宝級 | |
備考 | – |
香炉(こうろ)とは、各種のお香を焚くための炉のことを指します。
古代中国から仏教が伝来した際、香木などの「香」も伝来し、我が国にも定着していきました。
焚かなければ香りを楽しめない種類の香には必須のものであり、様々なシーンで用いられてきましたが、特に仏具や茶道具としてはメジャーです。
もっとも仏教式の伝統的な形を守り続けてきた仏具と、茶道具とではかなり趣きが異なり、茶道ではより鮮やかで軽やかなデザインが好まれます。
中でも抜けるような青色を誇る青磁の器や白が鮮やかな白磁などの中華風の時代物の名品や、細密に作られた家屋風など、大名品と言われるものもあります。
多くの著名作家たちも技を競い、各地の窯の特徴を活かしきった作品が次々と登場してきました。
ただ、茶道文化が開花したのは桃山時代ですが、その頃は千利休流のわびさびを重んじる茶道が全盛だったために、香はさほど重んじられませんでした。
江戸期には隆盛したこともありましたが、現在においては香は省略されることも多く、茶道においての香炉の存在感は、あまり強いとは言えません。
しかし、アロマテラピーなど、香りを楽しむ文化自体は非常に盛んになっており、香炉自体も仏壇などを通じて、家庭にも普及し続けています。
そのため、香を焚いてみたいという意欲はむしろ旺盛であり、中古市場でも香炉の人気はかなりのものがあります。普及品が少なく時代物が多いのが特徴です。
買取価格は、価値のあるものは3万円程度、年代物で名工による作品であれば20万円から100万円を超える種類もあります。
ただ、火に強く比較的に耐久性の高い骨董品ではあるのですが、やはり状態には細心の注意を払う必要があるでしょう。
『香炉』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,査定は骨董品鑑定士に
茶道具は高価な品物だと100万円を超えることもある骨董品です。
リサイクルショップではこのような茶道具を正しく鑑定するのは難しいでしょう。
安い価値をつけられないためにも、査定は骨董品鑑定士にお願いしましょう。
2,買取り金額アップなら2社以上
あまり知られていませんが、茶道具など骨董品の買取り金額は買取業者によって差があります。
高価な品物であれば10万円以上の差がつくこともあるほどです。
買取り金額アップには2社以上で査定をすることが重要です。
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