種類 | 西洋工芸品 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「絵皿」には本来二つの意味合いがあるのを皆さんはご存知でしょうか?
一つ目の意味は大皿に絵を描いて装飾品としたものです。鮮やかな絵柄が特徴的で、飾った室内に合った雰囲気を演出しています。
二つ目の意味は、日本画を描く際に用いられる道具の一つで、パレットのような役割を果たしているものです。ここに絵の具を入れて使います。
そのうち、装飾品として用いられる絵皿には骨董品的な価値があります。
もともと料理を盛り付けるために用いられていた皿を装飾用に用いるようになったのはヨーロッパ諸国でした。
特にヨーロッパ諸国では室内装飾として壁に絵皿を飾っているのが多く見られます。
これはヨーロッパでは絵皿を制作することができず、希少価値が高かったためです。18世紀までの西欧諸国では当時の技術を用いても皿を作ることは出来ませんでした。
そのため皿の輸入はもっぱら中国に頼ることになり、中国からもたらされたものしかなかったのです。
自国で作ることができない関係上、それは非常に希少価値が高いものとなり、やがてそれは芸術品として扱われるようになりました。
こうして絵皿は絵画と同様に壁に飾るというやり方で、室内を装飾する事となりました。
やがてヨーロッパでも技術が発展し、17世紀に入って自国でも絵皿をはじめとする皿を製造することができるようになりました。
マイセンやガレなどの有名ブランドでは高級な絵皿が製作されました。
こうして一般家庭にも広がった皿はいつしか室内装飾だけでなく、食事の場面で用いられるようになり、現在ではその使い方が主流になったのです。
骨董品としての「絵皿」には1つにつきおよそ10,000円から100万円前後の買取金額がついています。
中でも、広く流通する以前に作られた初期のものには高い金額がつく可能性が高いです。
『絵皿』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,プロの骨董品鑑定士に見てもらう
西洋工芸品は、品物によっては高額買取りになります。
しかしリサイクルショップでは詳しい鑑定はできないので、買取り金額は安くなってしまうでしょう。
正しい価値はプロの骨董品鑑定士でないと判定できないのです。
2,高額買取りなら2社以上に申し込む
骨董品の査定額はお店によって提示される金額が異なります。
例えばバカラの花瓶がある業者では5万円なのに、別の業者は10万円となる可能性もあります。
そのため2社以上に査定を申し込むことが重要になります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。