種類 | 西洋工芸品 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 普通~非常に高い | |
備考 | – |
「ティーカップ」と言えば現代の私たちがティータイムに使用する道具として知られています。そんな身近なティーカップも骨董品としての価値があるものが存在します。
西洋におけるティーカップの歴史を紐解いていくと、それは17世紀にまで遡ります。
この頃、中国から茶を入れるための器として陶器がもたらされました。中国から輸入していたため、陶器は英語で「china」と呼ばれているのです。
もともと西洋に伝えられた最初の陶器は非常に小さい入れ物で、取っ手もついていませんでした。
サイズが小さかったのはお茶がこの時代には薬としての役割を果たしており、一度に大量に飲むことがなかったためです。
中国から陶器が伝わると、イギリスをはじめとした業者がその技術を用いて同じような陶器を制作するようになりました。イギリスでは伝統的に酒を飲む際に用いる器には取っ手がついていました。
それと同じように制作されたため、中国で制作されたときにはなかった取っ手がつくようになったのです。
こうして一時期西洋には取っ手のあるものとないものが存在していました。これらは時と場合によって使い分けされており、あるものはカジュアルな場で、ないものはフォーマルな場で用いられるようになりました。
これが18世紀に入ると、ほぼ現在の形のティーカップのみに代わっていきました。
「ティーカップ」の買取価格は、骨董品の価値があるものは1,000円から200,000円前後がついています。
骨董品的価値を持たないものに関してはほぼ金額は付かないも同然の査定をされてしまいます。しかしウェッジウッドに代表される特定の年代に作られた貴重品となれば高額での買取りが期待できます。
ティーカップだけでなく付属しているティーポットやソーサーも一緒に持って行くことでさらに査定金額アップを狙えるかと思います。
『ティーカップ』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,プロの骨董品鑑定士に見てもらう
西洋工芸品は、品物によっては高額買取りになります。
しかしリサイクルショップでは詳しい鑑定はできないので、買取り金額は安くなってしまうでしょう。
正しい価値はプロの骨董品鑑定士でないと判定できないのです。
2,高額買取りなら2社以上に申し込む
骨董品の査定額はお店によって提示される金額が異なります。
例えばバカラの花瓶がある業者では5万円なのに、別の業者は10万円となる可能性もあります。
そのため2社以上に査定を申し込むことが重要になります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。