「シャトー・オーゾンヌ」はサン・テミリオンのワインの中でも「第1特別級A」という特別な階級を与えられたシャトーです。
シャトーの名称は古代ローマ時代執政官や詩人としても活躍した人物から由来しています。彼はこの地に住んでいたことがあり、この地に畑を所有していました。
このシャトーの名前のブドウ畑は1300年代にはすでに登場しており、オーゾンヌと呼ばれ始めたのは1592年のことになります。その後1600年代はシャトーの成長期となり、その面積を拡大しました。
1800年代になるとさらに飛躍的な発展を遂げたオーゾンヌはやがてシュヴァル・ブランに匹敵するシャトーと呼ばれるようになりました。
さて、日当たりのよい斜面の土地で栽培されているのはメルロー種が5割、残りの5割はカベルネ・フラン種になります。ボルドーワインでよく用いられるカベルネ・ソーヴィニヨンは用いられていません。
カベルネ・ソーヴィニヨンを使っていないためか、その風味は通常のボルドーワインとは異なっており、ベリーとスパイスが複雑に絡み合っています。また、アルコール度数が比較的高めでもあります。
このシャトーのワインを説明するうえで欠かせないのがなんといってもその希少性です。シャトーが所有する畑がなんと7ヘクタールしかなく、当然ブドウの収穫量も抑えられています。
そのためそもそも生産されるワインの絶対量が少なく、入手は八大シャトーのワインの中でも最も困難だと言われています。
「シャトー・オーゾンヌ」のお酒には1本につきおよそ30,000円から100,000円前後の買取価格がついています。
やはり生産本数が少ないこともあり、平均的に高めの金額での買取が期待できるようです。
『ワイン』を損せず高額買取してもらう方法とは?
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