保土ヶ谷・四季花鳥図巻ペア切手
レア度
買取価格額面通り
額面90円 110円 130円
発行年度1997年

「保土ヶ谷・四季花鳥図巻ペア切手」は、平成9年の国際文通週間に発行されました。

酒井抱一の「四季花鳥図巻」と歌川広重の「東海道五十三次」が、額面ごとに2種連刷された豪華なつくりです。

90円上段の広重の「保土ヶ谷」は、4番目の宿場で現在の横浜市保土ヶ谷あたりです。五十三次のものではなく隷書東海道と呼ばれているシリーズの雪の保土ヶ谷が画かれています。

宿の家並みも樹々も一面雪をかぶっていますが、4~5人の旅人が橋の先にある保土ヶ谷宿へと歩いています。下段は、抱一の「四季花鳥図巻」秋冬の巻から、鳥ともみじの紅葉が秋を感じさせてくれます。

110円上段は、五十三次の「亀山」で雪の積もった嶮しい山を旅人が一列になって進んでいます。頂上には亀山城の門が堂々と建っています。下段は抱一の秋冬の巻から、赤い実を付けた草花や紅葉した葉など丹精に画かれています。

130円上段は、江戸名所雪月花「隅田川堤雪の眺望」で、女性が前かがみで雪を踏みしめ歩いています。傘を差し、外套を着ていますが川沿いの冷たい風が伝わってくるようです。下段は抱一秋冬の巻から、雪をかぶった古木の枝が広がっています。

歌川広重は、江戸時代を代表する浮世絵師で東海道五十三次の絵は、宿場全部を2年ほどで制作しています。風景の中に雪や雨、旅人の表情や宿場の情景まで垣間見えてきます。

酒井抱一は、江戸後期の琳派を代表する絵師です。「四季花鳥図巻」は上下巻からなり、60種類もの四季の草花が図鑑のように細密で優美です。

切手は、各1000万枚発行。買取価格は額面程度になります。

『保土ヶ谷・四季花鳥図巻ペア切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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