レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 40円 |
発行年度 | 1963年 |
冨嶽三十六景「神奈川」(国際文通週間)とは、「国際文通週刊にちなむ郵便切手」シリーズの第二弾として発行された、江戸時代後期の浮世絵師である葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」シリーズの内のひとつです。
「冨嶽三十六景」シリーズは1963年から1969年にかけて国際文通週刊より発行され、この「神奈川」は1963年10月6日発行で冨嶽三十六景シリーズ最初のものになります。
この冨嶽三十六景「神奈川」、浮世絵では「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」という名前ですが、描かれるは凶暴な三角波、その波に揉まれる三隻の舟、そして荒波と舟の遥か遠くに見える富士山の構図になります。
この作品は日本人ならば一度は見た記憶があるほどには有名で、世界でも知られる有名な日本美術作品のひとつです。
一度は見たことがある理由は、多くの中学校で使用されている歴史の教科書に、葛飾北斎と合わせてこの「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が登場しているからです。
またこの「神奈川沖浪裏」を含む北斎の摺絵は1870年代後半にはヨーロッパ方面に渡っており、画家のファン・ゴッホや、ドビュッシーの作曲した「海」などに影響を与えており、1905年に出版された総譜の表紙にもなっています。
「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をモチーフにした彫刻も海外にはあり、世界的な作品であることがわかります。
そんな浮世絵を切手にした、冨嶽三十六景「神奈川」(国際文通週間)は額面の金額が40円、1シートに10枚の切手が綴られている形で発行されました。
切手を買取業者に出す場合、買取価格は1枚数十円、シートで美品なら1,000円前後になります。
ですが、他の冨嶽三十六景シリーズの多くが額面ベースと考えれば「神奈川」の価値はやはり高いと言えます。
『富嶽三十六景「神奈川」切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者が有利
国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。
もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。
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