レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 40円 |
発行年度 | 1964年 |
昭和39年の国際文通週間では葛飾北斎の富嶽三十六景「保土ヶ谷」が取り上げられました。
保土ヶ谷は、日本橋から品川・川崎・神奈川の次で4番目の宿場です。
図柄では、街道沿いに細く長く伸びた8本の松の木が目に入いります。繁々とした松ではなく、どれも上の方だけ枝が2~3本広がっているだけです。
その松の木が並ぶ街道沿いには、通りがりの旅人が描かれています。左側には、2人のかごかご担きがわらじを締め直したり、上半身裸で休憩中です。
籠に乗っている人は、分厚いどてらを着ています。馬子は背の高い松の木に、驚いた様子で見上げています。右側の虚無僧は、先を急いで歩いています。
富士山は、画面のずっと奥のほうで小さいですが、雪渓の白と山肌のブルーのコントラストが印象的です。街道は草色、空はブルーのグラデーションで描かれていて、天気の良い旅日和の光景です。
富嶽三十六景は70歳代で制作したもので、最初は36枚の予定のところ、評判が良かったため裏富士といわれる10 枚を追加して46枚となっています。
北斎は、宝暦10年(1760年)江戸・本所生まれ。浮世絵をはじめたのは1778年頃で、当時役者絵で知られた勝川春章の門下で錦絵などを制作、その後、琳派を襲名して活躍していました。
それから、「北斎漫画」や「一筆画譜」など絵手本や「富嶽三十六景」のシリーズなど、90歳で亡くなるまで膨大な作品を残しています。
大波と呼ばれる「神奈川沖浪裏」をはじめ、「諸国滝めぐり」や「千絵の海」など、水の流れや波しぶきなどをとらえたインパクトのある画面は、今でも、日本だけでなく世界中の北斎ファンを魅了しています。
額面40円。950万枚発行されました。買取価格は1枚40円、シートなら400円程度となります。
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1,切手専門の買取業者が有利
国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。
もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
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