レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 50円 |
発行年度 | 1975年 |
「大和絵 孔雀葵花図(鳥)」は、江戸時代の絵師 尾形光琳の作品で、昭和50年の国際文通週間に発行されました。
孔雀葵花図はもとは衝立の裏表で、表は孔雀の雄雌が仲睦まじく寄り添い、雄は羽根をいっぱいに広げて雌にアピールしています。
右隅には梅の古木が画面からはみ出していて、「紅白梅図屏風」のような大胆な構図になっています。裏の葵花図は葵の茎が7本すくっと立って紅白の花が咲き誇っています。金色の下地に、対象物だけが描かれいて洗練された感じです。重要文化財。
切手の図柄は、羽根を広げた雄の孔雀がアップで取り上げられていて、鋭い目や瑠璃色に輝く羽根の一本一本まで見ることができます。
尾形光琳は、江戸時代中期の万治元年生まれ~亨保元年没。京都の雁金屋という呉服屋に生まれ、幼い頃から美しい着物や帯に触れながら育ちます。また、茶の湯や芸術文化が身近な環境だったので、こうした経験が絵の中に投影されています。
光琳と言えば「紅白梅図屏風」「燕子花図屏風」など、大胆な構図や色彩の鮮やかさなどに惹きつけられます。俵屋宗達、酒井抱一とともに、江戸時代の琳派を代表する絵師です。
切手では、昭和30年普通切手「八橋蒔絵螺鈿硯箱」、昭和44年国宝シリーズ「紅梅白梅図」、昭和45年大阪万国博覧会記念「燕子花図」、昭和62年第3次国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」、
平成3年馬と文化「佐野渡硯箱」、平成5年四季の花「帖の内桔梗図」・平成6年「扇面貼付屏風梅図」、平成8年国際文通週間「四季草花図屏風」3種、平成23年旅の風景「燕子花図屏風」、平成29年趣味週間「燕子花図屏風」など。
これだけ種類が揃っていますので、順番に収集していくと光琳ミニギャラリーができますね。
額面50円。2800万枚発行。買取価格は美品なら1枚50円、10面シートで500円程度となります。
『大和絵 孔雀葵花図(鳥)切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者が有利
国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。
もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。
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