日本人形 遊楽切手
レア度
買取価格額面通り
額面130円
発行年度1982年

「日本人形 遊楽切手」の刷られた日付は、1982年の10月6日となっています。

意匠となっている人形を制作したのは、人間国宝として名を馳せている平田郷陽です。人形をつくる人の中で、1番最初に人間国宝として選ばれました。

作者が意匠となっている人形をつくろうとした経緯は、彼が25歳のときのとあるコンクールがきっかけでした。

日米親善の名のもと、アメリカが送ってきた人形に対して、日本より答礼人形を送る機会が発生し、どの答礼人形を送ろうかと大規模なコンクールが催されました。

日本各地に点々といる腕に覚えがある人形職人が、約200体もの人形をつくり、その中で1位になったのが、彼が作成した人形だったのです。

その賞を受けたのを契機に、彼は人形を芸術作品と世に認めさせるように、創作人形作家となるのを決断します。

1928年に人形の創作仲間とともに白沢会を創設、そして1935年に日本人形者を立ち上げました。

それからは、人形をつくる仲間と一緒に端正込めて人形をつくりつづけ、1936年には第1回の帝展に入選し、それ以来文展などの場で活動します。

その後、日本政府から直々にベルギーなどの国で催される、万国博覧会にて意匠人形を出すように命じられ、作成します。

最初のころは精巧で目を離した瞬間に動き出しそうな人形をつくっていましたが、だんだんと抽象的なつくりに変化していきました。

しかし、微細な表情などは玄人ではないと決してつくれない職人技が籠っていることは、晩年変わりませんでした。ちなみに、彼がつくった答礼人形は、愛らしい子供のような表情をしていて、目が青く、精巧なつくりとなっています。

切手の買取価格は美品なら1枚130円、10面シートで1000円程度となります。

『日本人形 遊楽切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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