歌舞伎役者 佐々木巌流切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円 120円
発行年度1988年

「歌舞伎役者 佐々木巌流切手」が刷られた日付は、1988年の10月6日となっています。

佐々木巌流は、宮本武蔵と巌流島で刀を交えた人物で、本名は佐々木小次郎といいます。

出生した場所は現在の福岡県の田川郡添田町です。著名な豪族の家系に生まれました。

他にも出生地には諸説あって、二天記という書物だと、現在の福井県に所在がある寺で生まれたとも記されています。秘県の燕返しは福井に存在する一乗滝で習得した、ともされています。

鐘捲自斎という剣豪の弟子であったと伝えられており、最初は毛利氏の傘下となっていました。

その後修行に没頭するため、諸国を放浪して、燕返しを習得します。岩流という呼称の流派を創始し、小倉藩の剣の師範となります。

なお、宮本武蔵と戦ったとき、佐々木は60歳ほどであり、宮本は20代だったといわれています。

さて、切手の図柄となっているのは、歌川豊国が描いた佐々木小次郎です。江戸時代に活動していた浮世絵師です。

木彫り人形師の息子として出生し、幼いときに歌川派の回悪阻である歌川豊春から、役者絵であったり、美人画を学んで、空前絶後の人気を誇りました。

黄表紙という絵本に似た書物の挿絵を描いている頃から、本格的に活動を始め、晩年まで何作品も創出しました。

彼の作品の中で特に人気な作品は、豊国の役者絵です。2年の間に40作品以上創出しました。その後も舞台に登壇している役者を即物的にとらえて、3枚続に1つ場面を背景込みで描き、より一層大衆のハートを掴みました。

それからは、だんだんと様式化していくのですが、時代の流れを鋭敏な感覚でとらえ、時代のニーズに合った粋な絵と、女性美を描いた歌川派様式を創出しました。

切手の買取相場は美品なら1枚120円、10面シートで1,000円程度となります。

『歌舞伎役者 佐々木巌流切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。