東海の花と風景切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2007年

この切手は東海地方の花と風景を題材にふるさと切手として2007年4月2日に発行されたものです。

額面は80円です。800万枚(80万シート)が発行されました。1シートは縦5枚横2枚の計10枚から成っています。

原画を描いたのはイラストレーターの小副川智也(おそえがわともや)氏です。

小副川氏は1960年に生まれ、名古屋芸術大学ヴィジュアルデザイン科を卒業しました。現在では名古屋芸術大学などで教鞭を取っています。

最上段の2枚には竹島を背景に愛知県の県花であるカキツバタが描かれています。

カキツバタは5月から6月にかけて青色の花を咲かせる多年草です。高さは40から70センチの高さに達します。環境省のレッドリスト中に準絶滅危惧297種の一つとして登録されています。

竹島は蒲郡市の三河湾に所在する島で、島のすべてが八百富神社の境内になっています。

上から2段目の2枚には白川郷を背景に岐阜県の県花であるゲンゲが描かれています。ゲンゲは4月から5月にかけて赤または紫の花を咲かせる越年草です。10から30センチの高さに達し、食用にもなります。

白川郷は大野郡白川村に位置します。合掌造りの建物で有名です。1995年には世界文化遺産に登録されました。

上から3段目の2枚には名古屋城を背景に名古屋市の市花であるユリが描かれています。

ユリは6月から7月にかけて白や黄色の花を咲かせる多年草です。高さは30から100センチに達します。花の色によって花言葉が異なるという特徴があります。

名古屋城は1609年に江戸幕府初代将軍の徳川家康によって造営されました。しかし太平洋戦争のときに空襲によってそのほとんどが焼失してしまいました。

現存する城は1959年に鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されたものです。

上から4段目の2枚には夫婦岩を背景に三重県の県花であるハナショウブが描かれています。

ハナショウブは5月から6月にかけて白やピンクの花を咲かせる多年草です。高さは40から100センチに達します。江戸時代中期から栽培されている園芸品種です。

夫婦岩は伊勢市に所在します。二つの岩が寄り添う夫婦のように見えるところからこのような名前がつけられました。二つの大きな岩には大注連縄(おおしめなわ)が掛けられています。

一番下の2枚には城ヶ崎海岸を背景に静岡県の県花であるツツジが描かれています。ツツジは4月から5月にかけてろうと状の花を咲かせます。

非常に多くの種類のものがあり、花の色も様々です。多くの市町村がツツジを市町村花に指定しています。

城ヶ崎海岸は伊東市に所在します。火山の噴火の際に海岸線が2キロほど埋め立てられたことによって形成されました。東伊豆でも人気のある観光スポットです。

この切手の現在の取引価格ですが、日章スタンプ商会では未使用の1シートが750円で販売されています。

『東海の花と風景切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。