秋田市建都400年記念切手
レア度
買取価格額面通り
額面50円
発行年度2004年

この切手は初代秋田藩主の佐竹義宣が1604年に久保田城(現在は千秋公園になっています)に入城してから400年を迎えたことを記念して、2004年6月1日に発行されたものです。

料額は50円です。シート構成は縦5枚と横4枚の計20枚になっており、左右2枚一組の切手が異なったデザインになっています。

この切手の原画を描いたのはグラフィックデザイナーの田口隆廣氏です。

田口氏は東北大学教育学部美術科を卒業しました。2003年に水彩画を始め、主だった作品にはイタリア、フランス、ギリシャの風景画があります。

左右一組の切手の左側には竿燈(かんとう)が描かれています。

竿燈とは秋田竿燈まつりの時に使われるもので竹竿を組み合わせたものに46個の提灯がついており、男たちがそれを持って町を練り歩きます。竿燈はイネに見立てられるものであり、豊作を祈るものとされています。

秋田竿燈まつりは2017年には8月3日から6日にかけて開催されました。

左右一組の切手の右側にはなまはげが描かれています。

なまはげとは鬼の面をかぶってわらの衣装を着けた人が家々を回って厄払いをする秋田県の伝統行事であり、その発祥地は男鹿半島(おがはんとう)周辺であると言われています。秋田県観光のシンボルにもなっています。

いずれの切手にもその背景には秋田蕗(あきたぶき)が描かれています。

この植物は秋田県で栽培されています。最大約2mの高さに達し、しかも葉の直径が約1.5mもあるので、傘を連想させるものとされています。

種類によっては食用になり、天ぷら、煮物、みそ汁などに用いられます。

買取りをする場合ですが、査定額の相場は20枚シートで1000円前後になりそうです。

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1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

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