レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2013年 |
この切手は平成11年10月13日に岐阜県、静岡県、愛知県、三重県の4県で発行されたふるさと切手です。
発行された県の一つである愛知県にゆかりのある詩人・佐藤一英の生誕100周年を記念して作られた切手です。額面はいずれも80円となっています。
絵柄として使われたのは佐藤一英の25歳の時の肖像画と彼の代表作でもある「大和し美し」です。
佐藤一英は大正時代から昭和時代の代表的な詩人で、「青騎士」を刊行しました。
その後は韻律の一つでもある新韻律詩の研究に身を投じ、これを実践で使えるところまで引き上げました。この功績は大きく、現在の詩の世界でも彼の影響が残っています。
一人の詩人としても大成した彼でしたが、彼は地元に対する愛情も人一倍持っている人物でした。特に一宮市内だけでも10校ほどの校歌の作詞を務め、市歌の作詞を務めた実績もあります。
彼の作詞したものの中には卒業後もかつて一緒に学んだ友人のことを思い出していると言う歌詞や地元の歴史や地理を誇りに思うといったものもあります。
彼がこれらの校歌の作詞を引き受けたのは終戦後間もなくの時代でしたが、地元の繁栄と子どもたちの成長を願っていたということがうかがえます。
この様に地域の教育に対して人一倍貢献した佐藤一英がその出身地である愛知県で切手になったことは自然なことだということが出来ます。
この切手の価値は20枚セットの1シートで1600円程度になっています。
額面程度の価値になりますが、他の切手と一緒に査定をすると価値が高くなることがあります。
『「大和し美し」と「佐藤一英」切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者が有利
ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。
もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
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