レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 50円 |
発行年度 | 2002年 |
この切手は2002年3月1日に長崎県を中心とした九州地方の都道府県と一部特定郵便局でのみ販売されたふるさと切手です。
2枚で1つの絵柄をなしており、それぞれ額面は50円です。この原画はグラフィックデザイナーの巻田喜昭さんが担当しました。
この施設は長崎県の長崎市にある観光施設です。もともとは江戸時代末期の日米修好通商条約が結ばれた後、長崎に在住したグラバー、リンガー、オルトら3人の商人の居住地があった場所になります。
この中には世界遺産にもなっている旧グラバー邸などもあり、ハウステンボスと並んで長崎県を代表する一大観光地になっています。
グラバー邸に住んでいた彼は、1859年に長崎にやってきて、その後に貿易会社であるグラバー商会を設立しました。
当初は生糸やお茶を扱うことで利益を出していました。しかし幕末に幕府と各藩が外国と手を結んで戦争に至ることをいち早く察知すると、武器や弾薬などを彼らに売る商売にシフトしました。
また、薩摩藩士や長州藩士の海外留学にも関与するなどその事業は非常に幅広いものでした。
これにより明治時代以降の重要人物の成長に大きな影響を残しました。
明治維新までに大きな利益を上げたこの会社でしたが、明治時代に入ると武器が思うように売れなくなってしまったことから最終的には破産を迎えてしまいます。
その後、彼は高島炭鉱の代表を務めるなど激動の人生を送ることになりました。日本人とも親交が深かったという彼は日本人のツルを妻として日本での生活を過ごしていました。
この切手の相場は20枚シートで1000円前後の値段がついています。
単品で売る場合には2枚で1セットになっているため揃った状態のほうが値段がつきやすいです。
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1,切手専門の買取業者が有利
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もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
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