レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 1998年 |
この切手は1998年3月4日に沖縄県で発行されたふるさと切手です。
額面は80円で、沖縄県にちなんでその伝統楽器でもある「さんしん」と琉球舞踊の中で使われる衣装である手拭いが描かれています。このイラストはグラフィックデザイナーである知念秀幸さんが担当しました。
さんしんは沖縄県の伝統的な楽器で三味線の起源とも言われている楽器です。沖縄文化を代表する楽器であり、アメリカの統治下にあった1965年に琉球で発行された切手趣味週間の切手のモチーフにもなっています。
さんしんは弦を三本持つ弦楽器で、古くには庶民の間でも宮中でも幅広い層の人々に演奏されていました。
これが1700年代の初頭になると今でいうプロの楽器演奏者にあたる三線主取という役職が登場し、中国からの使者を彼らがもてなしたという記録が残っています。
出すことのできる音階はド、ミ、ファ、ソ、シ、ドの5音になるので、ピアノに比べると若干音階が狭いと言うことが出来ます。
それでも曲を奏でるのには十分な音域で、様々な沖縄民謡に合わせる形で用いられています。
一方でさんしんとともに描かれているものは芭蕉布と呼ばれています。これはイトバショウの繊維から作られた布を指します。
イトバショウ別名でリュウキュウバショウといい、沖縄県の付近でしか取れません。
そのためこの芭蕉布も沖縄県と奄美大島のあたりでしか作られていない特殊な布になります。
現在ではアメリが軍が蚊の繁殖を防ぐためにイトバショウの木を減らしているため、絶滅の危機に瀕しています。
この切手の価値は20面シートの美品で1600円前後になります。
状態によっても上下することはありますがほぼ額面と同額での買取りとなっています。
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1,切手専門の買取業者が有利
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