伊万里・有田焼切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2003年

伊万里・有田焼切手は佐賀県のふるさと切手として発行されました。

2003年(昭和15年)4月10日発行、80円1シート20枚(縦5枚×横4枚)です。この切手は、色絵狛犬と染付有田皿山職人尽し絵図大皿と言われる磁器、この2つを1枚の切手にデザインしています。

色絵狛犬はカラフルに着色された狛犬を象った磁器です。17世紀後半に作られたと言われています。

もう一つの染付有田皿山職人尽し絵図大皿は、直径60cm程度の大皿で陶磁器生産工程の絵草紙を描いた磁器です。19世紀の作品と言われており、共に佐賀県重要文化財となっています。

買取価格は20枚シートで1600円前後になります。額面の合計が1,600円ですのでそれ程の価値はついておりません。

ふるさと切手全般に言える事ですが、残念ながらふるさと切手は発行枚数が多いため、それほどの価値はついていません。

伊万里焼・有田焼は、備前国(現在の佐賀県、長崎県)の有田で、質の良い磁石が取れたことにより、作られ始めました。

伊万里港から出荷されたため、伊万里焼とも呼ばれ、こちらの方が有名になりました。現在は場所によって名前が別けられています。

伊万里焼・有田焼は400年前から作られてきました。1610年代から生産が始まり、日本で初めての磁器になります。

1610年代~1630年代のものを「初期伊万里」と言い、1670年代になると「柿右衛門様式」が誕生し、1690年代に「古伊万里金?手」と呼ばれる伊万里焼が誕生しています。

「初期伊万里」と呼ばれる伊万里焼は、模様付けに青色を使っていました。「柿右衛門様式」から絵画的な模様付けになり、その後赤や金色を使った「古伊万里金欄手」と呼ばれる豪華な色彩ものへの変化していきました。

この「古伊万里金欄手」は、特に西欧で珍重され高価な価格で、輸出されて行きました。

『伊万里・有田焼切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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