レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2001年 |
「加賀百万石物語」は、平成13年6月にふるさと切手として発行されました。図柄は金色の兜と鎧姿で馬に跨る前田利家公と、加賀の工芸品を合成したものです。
金沢では、毎年6月に前田利家公の金沢入城を記念して「百万石まつり」が開催されます。
パレードは、前田利家役と妻お松の方は俳優さんが、また、公募で選ばれた珠姫役や利常、腰元、武将、奴など数百人による大名行列が再現されます。
JR金沢駅のつづみ門を出発し、武蔵や香林坊などの繁華街のポイントで、伝統の加賀鳶や獅子舞、学生の吹奏楽パレードもまじえながら、金沢城の石川門へ入城するという、行列は約3時間も続きます。
加賀百万石文化といわれる加賀友禅や大樋焼、九谷焼、加賀象嵌、金箔などの工芸が花開いたのは3代・利常のころからです。
京都から職人を呼び寄せたり、文化、芸能に力を入れたのは、外様大名であった前田家が幕府に謀反の気持ちのないことを示すためとも言われています。
徳川家から珠姫を利常の嫁に迎えるなどの、政略結婚もそのためです。
切手の下方には、加賀の伝統工芸品の漆器と加賀蒔絵がデザインされています。
この辺りでは輪島塗も有名ですが、金沢には金沢漆器、加賀象嵌という漆器の上にさらに金箔を使って豪華に仕上げた椀や棗、加賀象嵌という漆器に海松貝などを細かく砕いて埋め込んだものが好まれます。
「百工比照」の技術を集大成したのも、5代綱紀の時代です。
そのおかげで、今も金沢はこうした精神を受け継いで、茶道、華道、能、謡など芸事文化も盛んなところです。
切手は額面80円、発行部数630万枚。現在単片が160円位、20枚シートで1600円前後、説明書付きシートならさらに価値が上がります。
『加賀百万石物語切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者が有利
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2,1社だけの査定はもったいない
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