レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 1998年 |
薩摩焼400年祭切手は鹿児島県のふるさと切手として、国際的なイベントである「薩摩焼400年祭」を記念して発行されました。
このイベントは、薩摩焼が朝鮮半島から伝来してから400年となったこと、薩摩焼の歴史とその発展を記念することが目的で行われた式典及びイベントです。
切手の発行は1998年(平成10年)10月1日。80円切手が、1シート20枚となっており、切手の図柄は2種連刷となっています。
左が火計り(ひばかり)茶わん、右が染付鳳凰文広口(そめつけほうおうもんひろくち)花瓶の写真が使われた図案になります。写真撮影は小森英樹氏です。
現在の相場は1シート1,600円程度となります。ふるさと切手全般に言える事ですが、残念ながらふるさと切手は発行枚数が多いため、それほどの価値はついていません。
切手の絵柄として使われた、火計り茶わんは朝鮮半島から伝来した当時のものです。
これは火だけ日本で使い、材料は朝鮮から、陶工は朝鮮からの渡来人によって作られました。染付鳳凰文広口花瓶は、今日作られたものです。400年の伝統を受け継ぎながら発展し作られました。
薩摩焼とは、鹿児島県で焼かれる陶磁器のことを指します。薩摩焼は、白薩摩(白もん)と黒薩摩(黒もん)に分けられます。
白薩摩は表面に「貫入」と言われる細かいヒビが入るのが特徴で、黒薩摩は鉄分含有量が多い土を使っているため、黒いのが特徴です。
薩摩焼はもともと朝鮮からの渡来人陶工によって作られ始めました。それが、薩摩で独自の進化を遂げ薩摩焼として確立されていきました。
薩摩焼は1867年(慶応3年)に島津藩がパリ万博に出品したことにより、一躍有名になりました。
京薩摩、横浜薩摩と言われる薩摩焼が、幕末~明治初期にかけて存在しました。これらは京都で絵付けされた薩摩焼を京薩摩、横浜で絵付けされた薩摩焼を横浜薩摩と呼んでいたものになります。
作られた期間は短いですが、日本の美を表して絵付けされたものは、欧米に輸出され大変な人気を集めました。
『薩摩焼400年祭切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者が有利
ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。
もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。
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