レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 1999年 |
「栗林公園」切手は、平成11年発行のふるさと切手です。原画は、イラストレーターの菊池 彰が描いたものです。
樹々が映る池と太鼓のように湾曲して掛った橋、そして後方に、あづまやが描かれていて、緑に包まれた栗林公園の雰囲気がよく分かります。
菊池さんは、イラストレーターで平成11年「しまなみ海道開通」や平成13年「第14回世界観光機関大阪大会」、平成22年「第65回国民体育大会」など、いくつも切手の原画を手がけています。
小さな枠の中に、広範な場面を入れるテクニックはすごいと思います。お気に入りの同じ画家の描いたものを収集するのも、小さな美術館のようで、いいコレクションになります。
栗林公園は、今から約300年前、讃岐藩主・生駒高俊が別邸を建てた時に造った庭園で、国の特別名勝に指定されています。
徳川光圀の兄の松平頼重は、徳川御三家のひとつで、伊予・阿波・高知など四国の目付役として、12万石で高松城に入封しています。
高松城は、港のすぐ側に建てられ、瀬戸内海を守る海城として初めての城です。その後、頼重は栗林公園を増築して隠居所を建てています。
ふるさと切手は、平成1年から始まったもので、文字通りそれぞれの地方の美しい風景や風土、文化、お祭り、化などを紹介するものです。これまで、テーマも幅広く、何百種類にもなっています。
これと同じような企画「ふるさと心の風景シリーズ」が、平成8-11年に全10集で発売されています。
10枚綴りのシートに、いろいろな地方の春夏秋冬や祭り、風景などが紹介されていて、離れている人でも切手を見ると懐かしい気持ちになりますね。
「栗林公園」は、80円切手で1万枚発行されています。
切手の査定額の相場は1枚120円前後、20枚シートで1600円前後になっています。ただ買取店によって多少の金額差はあるようです。
『栗林公園切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者が有利
ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。
もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。
2,1社だけの査定はもったいない
切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。
ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。