兼六園の四季切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度1999年

「兼六園の四季」・石川県の切手は、平成11年4月26日にふるさと切手として発売されました。

原画作者は、石川県津幡町出身の洋画家、川村嘉久です。

切手の図柄は、春は園内の瓢池に浮かぶ石塔と枝垂れ桜、夏は日本で一番古いと言われる噴水、秋は金沢の名称の由来となった金沢霊沢を、冬はことじ灯籠と雪吊りと、四季それぞれの見どころを紹介しています。

水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つである兼六園

加賀藩5代藩主・前田綱紀や、その後も歴代の藩主によって作庭が受け継がれ、180年かけて見事な築山、林泉、廻遊式庭園へと完成したものです。

なかでも、夏の図柄の噴水は、藩政末期に辰巳用水から金沢城の二の丸に水を引くために試作したもので、日本で一番古く、当時としては画期的な仕掛けです。

また、冬の図柄は、園のシンボル的なことじ灯籠と、樹木の枝を守るための雪吊り、熟練の庭師による作業は、金沢の冬の風物詩となっています。

ふるさと切手は愛好家呼んでいた名称で、元々は地方切手と呼ばれていました。

平成19年まで発売地域が限定されていたため、あまり手に入らなかった地方発ですが、今は全国で発売されるようになり、コレクターも気軽に入手することができます。

兼六園の四季切手は80円切手で、買取価格は20枚シートで1600円前後になります。
 
この4枚の切手は、北陸版ふみカードとしても発売され、美しいテレホンカードとして、当時は切手ファンだけでなく幅広い人気がありました。

その後、公衆電話も街からだんだんなくなり、平成15年に発売終了となりました。

『兼六園の四季切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。