角館の武家屋敷切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度1999年

この切手は平成11年(1999)12月に発売された、80円郵便切手になります。

角館(かくのだて)は、元和6年(1620)に芦名氏(あしなし)によって開かれた秋田県にある城下町です。

町は、中央に作られた「火除け(ひよけ)」という広場を中心として、北側に内町(うちまち/武家町)と南側の外町(とまち/町人町)に区分けされています。

武家屋敷が建ち並ぶ内町のおもて通りは、国の重要保存地区に選定されてもいます。

観光地としても有名で、切手の意匠は、その一角で見られる樅(もみ)の木をはじめ多くの古樹が生い茂る、黒板塀に囲まれた武家屋敷の冬の佇まいを描いています。

原画作者は、日本の原風景を多く描いてきた郡山在住の画家、廣長 威彦(ヒロナガ タケヒコ)氏になります。

版式刷色はオフセット5色で、シート構成は20枚(縦4枚×横5枚)。販売地域は限られていて、青森県や岩手県などとなります。

上記郵便切手を10枚収めた「ペーン」は、シート構成が縦2枚×横5枚で、シート寸法は縦51.0mm×横160.0mmになります。

買取価格は20枚シートで1600円前後になります。

現在の入手手段は、専門店やインターネット上での販売やオークションになります。

しかしシートやペーン状態での販売はあまり見られず、また1枚単位でもなかなか見当たらず、在庫があったとしても正価よりやや高い値付けとなっています。

なお、角館は平成17年(2005)9月20日に合併して、仙北市となりました。ただし、仙北市角館町として、合併後も地名が残っています。

武家屋敷が集まる一角だけでなく枝垂れ桜が有名で、シーズンには多くのひとでにぎわいます。

また、春だけでなく冬に武家屋敷通りで見られる雪ざくらも、たいへん見物になっています。

アクセスは秋田新幹線が開通したことで格段に行きやすくなり、例えば東京駅からですと約3時間 で行けるようになりました。

『角館の武家屋敷切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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