【花・木夢散歩(冬・春)切手】の買取価格、相場と詳細について

これは1998年（平成10年）の2月5日に刷られました。額面（切手そのものの値段）は80円です。

買取価格は20枚シートで1600円前後になります。

図柄のデザインを務めたのは本間武男さんという洋画家です。1929年に北海道に生まれ、北海道を拠点に活動し、花・木夢散歩以外にも多数の葉書や切手の原画を手掛けました。

モチーフとなっているのは、ナナカマドと芝ざくらです。

前者のナナカマドは紅葉がきれいなので、東北などでは街路樹としても度々見かけられます。

木の大きさは7メートルから10メートルほどで、夏ごろには白い花が咲きます。果実は鳥の好物で、果実酒に用いることもできます。

寒くなっても果実は腐り落ちることなく木につき続け、雪が降った日などには鳥が果実をついばむ様子などは、見ていて情緒があります。

なぜ、果実が腐らないかというと、ソルビン菌という菌が関係しており、腐る原因となる乳酸をソルビン菌が栄養素と勘違いして食べてしまうからです。なお、人間や鳥が食べても害はありません。

この特性を利用して、燻製などが腐らないように、化学的につくられたゾルビン菌を使用することがあります。

なお、ロシアなどの地域では、ナナカマドが魔除けとなっています。この名称は「とても燃えにくく、かまどに入れても燃えることがない」というところからきているそうです。

芝ざくらは多年草で、春ごろに桜に酷似した花を咲かせます。多数の方向に枝分かれして、地面を隠すように生えることで、雨が降った時などに土が流れにくくなります。

その特性を活かして芝生の育ちにくい寒いところや乾燥地帯には芝生の代わりとして植えられていることがあります。

『花・木夢散歩(冬・春)切手』を損せず高額買取してもらう方法とは？

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため２社以上に出すことがおすすめです。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。