【1968年としよりの日切手】の買取価格、相場と詳細について

このとしよりの日が定められたのは1947年となっており、現在の兵庫県多賀郡野間谷村にて9月15日に催された敬老会が発祥とされています。

これは、当時の野間谷町の村長の、“老人を敬い、老人の知恵を拝借して村づくりをしよう”という魂胆の元、催されました。

9月15日にしたのは、農閑期（農業ができないとき、もしくはする作業がない時期）で天気も絶好に近い9月の中旬ということで定めました。

1948年の7月に定められた“国民の祝日に関する法律”に於いて、こどもの日と成人の日は制定されましたが、歳を召した人のための祝日は制定されていませんでした。

そこで、村長は1948年の9月15日に催された第2回目の敬老会にて、9月15日を“としよりの日”としてその村独特の休みの日とすることを提言しました。

村長は県内市町村にも祝日を定めるように訴え、“としよりの日”はそこから波及していきました。

その後1951年には、9月15日は“としよりの日”と現時点の社会福祉協議会が設定しました。そしてその日から1週間のスパンを運動習慣と設定しました。

老人福祉法が設定された1963年には、9月15日を老人の日として、それから1週の間を老人週間とし、翌年から遂行されました。

加えて1966年には国民の祝日に際しての法律が変わって、国民の祝日として“敬老の日”が定められたのと一緒に老人福祉法でも、“老人の日”は“敬老の日”と変わりました。

なぜ9月15日を“としよりの日”にしたかというのには、多くの理由があります。

1つは前述したとおり農閑期であるからということと、四天王寺という寺で聖徳太子が悲田院を建てたの日であることなどが主な理由とされています。

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