【デイゴ・改訂加刷切手】の買取価格、相場と詳細について

この切手は1969年の10月15日に発行された切手です。絵柄としては沖縄県に生息するデイゴが描かれています。

改訂となっているのは3セントの額面だけだったものにかえて2分の1セントのものが追加されました。

デイゴは日本では沖縄県でのみ生息する植物です。県内では県の花としても設定されています。特徴としてはその赤い花が挙げられ、非常に美しいです。

デイゴの花は公園や街並みの中で咲いている様子が多く見られます。根の作りが強く、そのサイズが大きいことから家庭の中で栽培されるのには向いていません。

家の中で栽培しようとすると家を壊してしまうくらいのサイズになってしまうこともあります。このことからデイゴは「やしきこーさー」（現地の言葉で屋敷を壊すという意味）と言われています。

沖縄県では台風に関する言い伝えがあり、デイゴの花が多く、見事に咲く年ほど台風がたくさん来て干ばつになると言われています。

この言い伝えから、沖縄ではデイゴは台風や天候を占う花としても使われていました。この言い伝えは島唄でも描かれており、デイゴの花と台風の関係を伝えています。

また、デイゴの幹の部分は比較的柔らかく加工しやすいため、伝統工芸の漆器の材料としても使われています。

これはデイゴという沖縄県民になじみの深い植物を使う事で県民に日常的に使ってほしいという願いも込められています。

以上のことからデイゴは沖縄県の人々にとってなじみが深いだけでなく、歴史的に用いられてきた花であるということが分かります。

沖縄県とかかわりの深いデイゴをモチーフとしたこの切手の相場は琉球切手の中では低いほうで、買取専門店で1枚につき50円前後、シートで2000円前後の価格がついています。

『デイゴ・改訂加刷切手』を損せず高額買取してもらう方法とは？

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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