レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 3セント |
発行年度 | 1969年 |
沖縄で伝統的に行われている民俗行事を切手にしたのがこのシリーズ切手です。
1969年から1970年の間に発行され、全部で5種類あります。そのそれぞれに沖縄県の伝統行事の様子が描かれています。
描かれている行事の1つ目はチナヒチです。絵柄から巨大な綱を運んでいる大勢で運んでいる様子が見て取れます。
この行事は作物の豊作や害虫駆除などを祈願するものです。西原町内の各地で行われており、無形民俗文化財としても指定されています。
2つ目はハーリーと呼ばれる行事です。絵柄からは巨大な船を大勢でこぐ様子が見て取れます。
これは豊穣を祈願して行われており、現在では沖縄を代表する行事となっています。5月の連休に行われる関係上、多くの観光客がこの行事を見に訪れます。
3つ目はイザイホウです。切手の絵柄の中では数人の女性がセンスのようなものを持って立っているところを確認することが出来ます。
これは神の島と呼ばれる久高島で、ここで生まれ育った30歳~40歳の女性が神になるために行われる行事です。この行事は大変ドラマチックな進め方をするためドキュメンタリー映画にもなりました。
4つ目の行事はウシデークです。こちらの行事は神を迎え、豊年を祈願するものとなっています。行事に参加するのは女性のみで、太鼓や歌など様々な方法で神をもてなしていきます。
5つ目の行事であるウンジャミも同様に神を迎えたうえで豊年を祈願するもので、多くは女性のみの参加となっています。
いずれの伝統行事も神に深い信仰をもつ沖縄県民の県民性を示しています。また、女性を神聖視しているというのも特徴としてみることが出来ます。
このシリーズの切手の価値は5種類すべてであまり変化がなく、専門店で50円程度の買取りとなっています。そのため入手は比較的容易です。
『民族行事シリーズ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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