1970年切手趣味週間切手
レア度
買取価格額面通り
額面3セント
発行年度1970年

アメリカの占領下にあった沖縄の返還まで残り2年を迎えた1970年の切手趣味週間に発行された琉球切手にはヤーシ小(やーしぐわ)が描かれています。

ヤーシ小は我々には聞き覚えのなく、これは沖縄で使われていた言葉です。「ヤーシ」は椰子の実、「ぐわ」は小物を意味する言葉です。

つまり、このヤーシ小は本来的にはヤシの実でできた小物を意味するものになります。

ヤシの実自体は沖縄県に広く生息する植物で、現在でも公園や道路の一角など、様々なところで見ることが出来ます。

ヤシの実と一口に言っても種類は様々で、現在沖縄県に存在するヤシの実の種類は全部で十数種類とも言われています。

中でもデザートとして食べられるイメージの強いヤシの実ですが、実は食べられないものもあります。

ビンロウヤシという種類のヤシの実は食べると覚醒症状を起こし、麻薬のような幻覚症状を表すこともある危険なヤシの実です。

どれも見た目はほぼ同じといわれるヤシの実ですがビンロウヤシには特徴があり、実が赤く染まっているという事が言えるので、道端で見つけたからといって口にしないよう注意が必要です。

ヤーシ小の実際の用途としては切手の絵柄を見てもわかるようにちょっとした時に腰に取り付けて使う酒壺としての役割を果たしていました。

自分たち身近にあるものを使って独自のものを作り出すという精神は沖縄県では特に強く、この酒壺はそれを象徴するものになっています。

このヤーシ小が描かれた切手は1970年4月15日に発行されました。

琉球切手としての相場は1枚数十円と低めで、1シート集めたものであっても数百円と安価で入手する事が可能です。以上のことからこの切手は入手も容易であることが分かります。

『1970年切手趣味週間切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。