レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | – |
発行年度 | 1970年 |
組踊というのは、1719年より始まった歌と舞を混ぜた琉球発祥の舞台です。玉城親方朝薫が始祖とされています。
組踊は、能楽や京劇の影響によりつくられたと伝えられており、中国、若しくは日本での故事や琉球の民話をモチーフとして発展し、ユネスコ無形文化遺産には2010年に定められました。
この舞台が出来る発端となったのは、琉球が第二尚氏王朝時代のとき、中国より派遣された使者をどのようにしてもてなすかということを、政治を円滑に進めるに辺り重要な課題として思考していたときです。
1719年に玉城朝薫という人物が、見解のあった日本に在る芸能を参考にし、それに合わせて琉球から古来より伝わる芸能を混ぜて4つの組踊を完成させました。これがルーツとなっています。
朝薫がこの作品をつくって以来、組踊は中国の使者をもてなす目的以外にでも用いられました。
琉球がなくなってからは、商業演劇として上演され、庶民の娯楽となりました。また、1972年の5月15日になると国の重要無形文化財として定められました。
現在在る作品はおよそ60作品ほどです。大方の作品は作者が分からず、上演できるものは限られています。
なお、現在でも沖縄本島や近辺の離島で催される豊年祭では、組踊が上演されます。その中で名を馳せているのは、「多良間島の八月踊り」という組踊です。
昨今では新しい組踊を上演していることもあります。古来の作品は殆ど“忠孝節義”をモチーフとしていますが、新しい組踊は自由な発想でつくられています。
2013年の3月には人間国宝である坂東玉三郎丈が新しい組踊の演者として、沖縄の国立劇場で披露しました。
おおよその価値は、5種類の小型シートすべて揃った状態で1000円ほどになっています。
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