1970年文化財保護切手
レア度
買取価格額面通り
額面3セント
発行年度1970年

この切手は1970年11月2日に文化財保護強調週間を記念して琉球政府によって発行されたものです。

料額は3セント(アメリカの統治下にあったのでドル建てです)で、シート構成は縦4枚と横5枚の20枚です。

切手には宇根の大ソテツが描かれています。宇根の大ソテツは沖縄県島尻郡の久米島にあります。樹齢は300年ぐらいであると考えられており、枝ぶりが見事であることで知られています。

久米島へのアクセスにはまず飛行機があります。飛行機は那覇空港と久米島空港を結んで1日に7往復し、所要時間は35分です。航空会社はトランスオーシャンと琉球エアーコミューターです。

宇根の大ソテツは空港から車で約20分のところにあります。那覇と久米島を結ぶ船が久米商船より就航していますが、所要時間が最短でも2時間50分かかります。

しかも1日に2往復しか便がありません。午前の便は渡名喜島を経由するので4時間も所要時間がかかってしまいます。

ソテツは亜熱帯地域に分布する樹木です。もちろん宇根の大ソテツのある久米島も亜熱帯地域に属します。ソテツには雄と雌が別の個体であるという特色があり、雄花と雌花では色も形も異なります。

意外なことですが、沖縄県ではソテツは食用にもされています。ただ有毒成分が含まれているので、食用にするためにはその有毒成分を取り除かなければなりません。

有毒成分が取り除かれた後のソテツは餅や味噌に加工されます。中国では薬用にもされています。

この切手の現在の取引価格ですが、マルメイトでは未使用の1シートが600円で販売されています。オークファンでは未使用の1シートに300円の値段が付きました。

ヤフオクでは執筆時現在で未使用の1シートに300円の値段が付いています。

『1970年文化財保護切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

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実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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