1971年那覇市制50年切手
レア度
買取価格額面通り
額面3セント
発行年度1971年

沖縄県の那覇市は首里区とも呼ばれ古来より琉球王国の貿易の窓口として重要な役割を果たしてきました。当時この場所は陸でつながっておらず、島の一つにすぎませんでした。

ここでは当時中国のものを輸入してそれをそのまま東南アジアのほうに輸出するという特殊な貿易方法で栄えてきました。

この貿易方法は中継貿易と呼ばれ、通常の貿易とは異なったありかたを維持してきました。

この貿易の在り方から、沖縄の人々は自分たちで作ったものを他の国に輸出せず、またほかの国で作ったものを輸入せずというスタンスだったことが分かります。

他国の文化があまり入ってこない状態で、自国の文化を極めていった結果として沖縄では独自の言語や独自の食べ物などの文化が生まれてくることになったのです。

そんな独特の進化を遂げてきた那覇市ですが現在ではかつてと違い様々の国の文化が入ってきており大きく変わりました。

それでもなお沖縄県の中心都市として大きな役割を果たしています。商業施設も最近では充実してきており、観光客も多いことから人口も増えています。沖縄県で唯一の中核市になったのも那覇市でした。

かつては貿易拠点の首里区でしたが、現在では沖縄の県庁所在地でもある那覇市と合併して一つの都市となっています。この那覇市の市制50周年を記念して作られたのがこの切手です。

この切手は1971年の5月20日に発行され、中心には那覇市の市章、その背景には那覇市の街並みが描かれています。

琉球切手としての相場は1枚で30円程度、1シートでも600円とかなり低く、比較的入手はしやすいものとなっています。

キリのいい年で毎回発行されているためか全体的に那覇市政~周年に関わる切手は相場は低めに設定されています。

『1971年那覇市制50年切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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