1972年切手趣味週間切手
レア度
買取価格額面通り
額面5セント
発行年度1972年

昭和23年7月1日、琉球で初めての切手が発行され、それ以降259種の切手が発行されてきました。

そして沖縄の本土復帰が決まったことで昭和47年4月20日、最後の琉球切手「切手趣味週間(ゆしびん)」が発行されることになります。切手には酒器の嘉瓶(ゆしびん)が描かれています。

ゆしびんとは、琉球王朝において祝い事や行事の際に使われていた、とてもめでたい酒器です。

使い方としてはお祝い事があった時に泡盛(沖縄独特の焼酎)などを入れて運び、泡盛をあけ、ゆしびんだけを持ち主の元へ返す、というものです。

琉球王朝の遺跡を中心に発掘されることが多いので、ゆしびんは上流階級の間で執り行われていた風習だったのではないかと推測されています。

切手の上部には、最後の一枚であることを示す「Final issue」の一文が記されています。

また、発行先である「琉球郵便」も閉鎖してしまったので、この切手には相応の価値があります。

特徴の一つとして、この切手1枚の額面の価格は「5セント」です。通貨がアメリカドルなのも、本土復帰前に発行された切手ならではの特徴と言えます。

現在の買取価格は1枚でおよそ30円、1シート(20枚)ではおよそ600円となります。

琉球切手ファンにとってもラスト1枚の「切手趣味週間(ユシビン)」は確保しておきたいのではないでしょうか。

『1972年切手趣味週間切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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