1962年切手趣味週間切手
レア度
買取価格額面通り
額面3セント
発行年度1962年

1962年に発売された1962年切手趣味週間は、赤絵椀と呼ばれるお椀がデザインされています。

切手の買取価格は100円前後になります。

白を基調とした本体に、赤やオレンジ、ピンク、黄色などの色とりどりのお花が描かれている、とても可愛らしいお椀です。

赤絵椀は、宋赤絵(そうあかえ)と呼ばれる技術で作られるお椀です。

宋赤絵とは、名前からも分かる通り、「宋王朝」つまり中国で使われていた技術になります。美しい色合いの技術を見ていると、文化に富んだ中国の、豊かな感性を直に感じることが出来るようです。

なぜ赤絵椀がデザインに選ばれたのか?と疑問に感じる方もいると思いますが、昔の琉球王国は、中継貿易の拠点として栄えていました。

中継貿易とは、中国や韓国などの諸外国からやってくる輸入物、あるには日本から諸外国に送る輸出物を相手国に送る際に、一旦琉球王国を通るようにする仕組みの貿易です。

そのため沖縄は、本州よりも多くの外国の文化が流れ込んできていました。特に中国の文化が独自に花開き、現在の日本だけども日本ではない、独特の雰囲気に繋がったのだと思います。

そういう意味で中国の存在は大きく、切手のデザインにも採用されたと考えることも出来るのではないでしょうか。

また、この1962年切手趣味週間の大きな特徴と言えば、記載されているお金の単位です。

普通日本の切手だと、お金の単位は「円」ですよね。しかし、当時はアメリカに統治されていた背景があったので、円ではなく「¢(セント)」が使われています。

切手には3¢と書かれているので、現在の価格を基準として見ると、日本円で約3円といったところでしょうか。

値段がすごく低く感じますが、他の沖縄切手には5円のものもあったりするので、それほど低い額面ではないようです。

『1962年切手趣味週間切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。