1953年ペルリ来琉100年切手
レア度
買取価格額面通り~少し高い
額面3円 6円
発行年度1953年

「1953年ペルリ来琉100年」は、「国王との会見」と「ペルリとその艦隊」の2種が発行されました。ペルリはペリーのことで、江戸幕末の1853年に黒船で浦賀港に来航した人物です。

実は、浦賀に来るその前と後に、琉球王国に立ち寄っています。それを記念した切手です。

図柄「国王との会見」は、民族衣装の琉球王と軍服姿のペリー一行が宮殿の一室で握手をしているようすが画かれています。

江戸幕府に開国を促したのと同じように、ここでも開国を求める親書を携えて来ました。この時は琉球王国はそれを受け入れず、1854年7月に琉球修好条約を締結しました。

これに先立って、江戸幕府は1854年3月に日米和親条約を締結しています。

「ペルリとその艦隊」の図柄は、那覇港近くに停泊する4隻の黒船と軍服姿のペリーの肖像画がデザインされています。

アジア進出を狙っていたアメリカ海軍所属のペリーは、日本開国の任務を受けて軍事力を見せつける4隻の軍艦、旗艦サスケハナ、ミシシッピなどの蒸気船で突如やって来ます。

友情より恐怖心を与え、開国を迫るという計画でした。圧倒的な軍事力を見せつけられた幕府は、その後、開国の道をたどります。

一方、アメリカでペリーは4年後に亡くなり、国内で南北戦争が勃発するなど、日本への関心も薄れていきます。

沖縄では1945年~1958年まで、米軍発行の軍票が正式通貨として流通していました。いわゆるB円と呼ばれるものです。それまで琉球でばらばらだった切手を統一した「正印切手」の発行と時期が同じです。

国王との会見が赤紫、額面3円。ペルリとその艦隊が紺色、額面6円。各40万枚発行。

買取価格は3円が500円、6円が50円前後になります。

『1953年ペルリ来琉100年切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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