レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
額面 | 4円 |
発行年度 | 1953年 |
「1953年第3回新聞週間」は、毎年10月に行われる新聞週間の第3回を記念して発行されました。切手の図柄は、沖縄新聞業界の先駆者である大田朝敷の肖像画と鉛筆がデザインされています。
大田朝敷は、1865年-1931年首里生まれ。東京へ留学し、学習院を経て慶應義塾へ進み、慶應義塾の創立者である福沢諭吉の門下生として直々の教育を受けます。
1893年に帰郷して琉球新報の創立から加わり、記者として活躍、その後主筆を経て社長に就任しました。
「第1次琉球新報」は、沖縄初の新聞社として大田朝敷のほか、尚順、高嶺朝教などによって立ち上げられた新聞です。
当初は隔日に出され、紙面は4ページ。一部からは支配層の新聞と言われながらも、約50年間沖縄の第一紙として発行されましたが、沖縄戦によって1945年5月25日廃刊となります。
激戦で多くの民間人が巻き込まれた沖縄戦でしたが、戦後に立ち上げられた紙面には身元不明者探しや、米軍政府からの連絡事項などが掲載されるにとどまった時代もあったそうです。
その後、1951年に復刊され「第2次琉球新報」、現在の「琉球新報社」へと受け継がれています。
新聞週間は、1948年から日本新聞協会が毎年10月に開催している新聞の啓発・啓蒙週間のことです。もとは1948年GHQの提案によって「ニューズペーパー・ウィーク」と連動して始められたものです。
切手では、翌年1954年に「第4回新聞週間記念」も発行されています。
額面4円、50万枚発行。切手の買取価格は500円前後になります。
こちらは、琉球郵便、B円切手(1945年~1958年までの米軍発行の軍票)などの特徴がありますが、発行部数が多いので手に入りやすい価格となっています。
『1953年第3回新聞週間切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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