レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 1/2セント~1ドル |
発行年度 | 1958年 |
「ドル表示数字切手」は、1958年9月の通貨切り替えの時に発行された普通切手です。
図柄は、¥と$記号を組み合わせたデザインです。額面ごとに色違いで、12種あります。1/2¢、1¢、2¢、3¢、4¢、5¢、10¢、25¢紫、25¢青紫、50¢灰色、50¢台紙アイボリー、1$です。
戦後の1948年からB円軍票が沖縄の正式通貨として使われていましたが、占領軍の命令で1958年9月にB円からドルに切り替えられます。
切手も通貨と同じく、B円からドル表示のものが必要となり、急遽、沖縄の印刷所で作られたものです。
紙質や印刷の色、目打ちの違いなど、一額面で4種類ほどあるのも珍しいところです。こうした、ミスプリントがマニアには興味深いところです。
切手収集には、虫めがねとピンセットと言われますが、細かな違いは肉眼ではわからないかもしれません。手元に「琉球郵便」の切手を持っていたらぜひ、詳しく調べてみてくださいね。
現在、額面10¢位までは100円程度の買取価格になっています。
25¢以上の切手は数百円~1,000円くらいに価値が上がり、糊付きやアイボリー紙だとさらに価値が高くなります。
普通切手なので発行部数も額面ごとに200万枚~24万枚と多いのですが、1967年に停止され、残り約40万枚は焼却処分されています。
何故B円からドルに切り替えられたかと言うと、この頃に沖縄の土地利用などに島民の意見が受け入れられました。
こうしてアメリカが譲歩する一方、沖縄経済や政治的にはドル経済圏に組み込まれます。沖縄では反対する動きもありましたが、ドル切り替えは決定されました。
『ドル表示数字切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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