レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
額面 | 13円 18円 30円 40円 50円 |
発行年度 | 1951年 |
「天女航空(グラビア)」は、1951年~1954年に琉球郵便で発行されました。
図柄は、エアメールにちなんで空を飛ぶ天女が取り上げられています。第2次航空切手として使われたもので、額面ごとに青、黄緑、紅、赤紅、橙色の5種があります。
天女は羽衣伝説からきていて、宜野湾市にある「森の川」が伝説の場所です。
昔、村の若者が近くで水浴びをしていた天女を見つけ、素早く天女の羽衣を隠してしまいます。戻れなくなった天女はその若者と結婚し、男子を授かりました。
その後、隠されていた羽衣を見つけた天女は空へ帰りますが、息子は結婚して、琉球国の金と大和国の鉄を交換して農民に鍬や隙を作り与えた察度王であると言われます。13世紀頃に中国と正式な国交を始めたのも、この察度王の時代とされています。
現在は、沖縄本島の中央部に位置する宜野湾市は、普天間基地があるところです。また、海浜公園やトロピカルビーチ、マリーナなど魅力的なリゾート地として多くの観光客で賑わう場所です。
切手では、1950年~1972年までの22年間に、琉球郵便で257種が発行されています。
航空切手は30種類、天女航空(グラビア)はそのうちの5種です。切手愛好家の間では、「デッド・カントリー」というジャンルに分けられ、大変人気が高いものとなっています。
また、銘版が「印刷庁製造」と、1952年8月からは「大蔵省印刷局製造」と改定された狭間にあり、両方が存在するのも大変珍しいです。
額面13円青は、210万枚発行。18円黄緑は、60万枚発行。30円紅は、80万枚発行。40円赤紅は、20万枚発行。50円橙は、20万枚発行。現在、1枚数百円~1000円位で取引されています。
『天女航空(グラビア)切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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